専業主婦と本気で向き合ってみた

家事下手・育児下手のポンコツ主婦だけど、夫子供を支える力だけは誰にも負けないつもり!

専業主婦って楽なのか?

どうもこんにちは。
共働き当たり前時代の令和において、なんとしても専業主婦で居続けたいと願っている40代2児の母、キャロラインです。

 

皆さん専業主婦にはどういったイメージをもっていますか?

私は、実は専業主婦という職業を「楽な仕事」

「なんなら仕事でもない」

ぐらいに思っていました。

”三食昼寝付き”

この表現に何の疑問も持っていませんでした。

 

殴ってやりたい。あの頃の私を。

世のお母さま方、専業主婦の方々、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

本当にごめんなさい。。

 

果たして、専業主婦って楽なのだろうか。

あくまで私の考えではありますが、頭の中で考えたことや自分自身のことも織り交ぜて書いていきたいと思います。

最後には自分自身が今実践していこうとする戦略についても書いてみました。

良かったらご覧ください。

 

 

 1.専業主婦にはさまざまなステージがある

私は妊娠出産を機に専業主婦になったわけですが、それまでは専業主婦がどんな仕事をするものなのか、全く知りませんでした。

前回の記事でも書いたように、家に専業主婦の人がいなかったせいもあるかもしれません。

でも、正直言って知ろうとしなかったのが一番大きいです。

 

そして、自分が今なってみて、専業主婦と一言で言ってもいろいろなステージがあることが分かってきました。

 

・家族構成

 子供の人数、子供の年の差、親との同居の有無などにより変わる

・介護の有無

 必要介護度の違いで更に細分化される

・育児の有無

 子供の年齢によって肉体的に大変な時期、精神的に大変な時期、と成長によって心配事や疲労度、負担度の種類が変わる

 

パッと思いついた限りでも上記のようなステージがあります。

つまり、その家庭ごとで仕事内容は天と地ほどの差がある場合もあるということです。

 

2.専業主婦、楽かどうかは人によりけり!

んなもん、当たり前やんって感じですよね。すみません。

だけど、「子ありの専業主婦」←この言葉一つ掘り下げてみても色々なパターンが考えられます。

 

子あり主婦の例

  • 乳幼児がいる専業主婦

  • 乳幼児が多人数いる専業主婦(双子など)

  • 小学生の子供がいる専業主婦

  • 手の放れた子供がいる専業主婦

  • 発達などに障害を抱える子供をもつ専業主婦

 

同じ子をもつ専業主婦でも様々です。

 

大前提として、乳幼児が一人でもいたらもうそれはそれは大変です。

どんなにおりこうでも、大人しくても、大変であることは事実です。

しかもそこに加えて、乳幼児が二人になったら。しかもその二人が年子だったら?双子だったら?発達に障害を抱えていたら?

こういった状況に置かれている専業主婦の方に「あなた今楽ですよね?」と言えるのでしょうか。

 

 

専業主婦が楽かどうか?

の議論をよくネットでお見かけしますが、正直その人の抱えている状況によりけり。というのが結論でしょう。

 

3.家事レベルの設定

専業主婦の仕事を楽なものにするのか、それとも大変なものにするかを大きく左右する要因の一つがこちらです。

OKラインはどこにあるのか

料理・洗濯・掃除などの家事レベルについて、自分or旦那さんが完璧を目指したい人なのか、そうじゃないのか。

どこまでを、「OKライン」とするのか。

例え子無し・介護などの必要のない専業主婦であっても、家事レベルについて相当なものを要求してくるような旦那様だとしたら?(考えただけで白目なりそう。うちの旦那様は大目に見てくれて助かります…)

そういった要因も関係してきます。

 

4.我が家の例⇒少し楽になった!!

我が家の例をご紹介します。

我が家は子供二人。

4月から下の子も幼稚園に行き始めました。

長男を産んでから約5年。

常にどちらかorどちらも横にくっついていた状態から、ようやく6時間ほどの「私に何もひっついていない時間」がうまれました。

 

正直に言うと今、「少し楽」な状態です。

 

長男が2歳で強烈なイヤイヤ期の頃、次男はまだ乳飲み子でばぶばぶ言いまくりの夜泣き炸裂。どちらともほとんど言葉の意思疎通がとれない状態。寝不足、疲労、ストレスマックス。

せめてお昼寝中にいったん私自身をリセットしなければ!何かに溺れそう!!息ができん!!なんて思っている時に限ってお昼寝の時間が二人で上手にズレることも多々。

どっちか寝ててもどっちか起きてるやん。同時に寝てよぉ。なんてザラ!

日々、自分の中で何かが減っていく感覚でした。(体重ではない)

 

独身時代、家事の手伝いなんかもろくにしなかった私から「家事をしたいの!!」の雄叫びが出てきた時には思わずギャグかと自分で思ったくらい。

 

未就園児の育児をしながらスムーズに家事をするということは、初めての一輪車に挑戦しながら熱々のラーメンをすするぐらい難しすぎる。

家事と育児は全くの別物だったのか!!ということをイヤというほど思い知りました。

 

あの頃を思うと、ほんとーーーに「少し楽」です。

だって思った通りに家事ができるんだもの。中断しないんだもの。何回も食卓に戻ってきて牛乳やらお茶やら注がなくていいんだもの。

好きなチャンネルでテレビ見る時間もできたんだもの。

トイレしてる時に「ママはどこ!?」ってブチ切れられないんだもの。

 

子共二人は今、幼稚園から帰ってからもお互いに共通の話題ができたことで仲良くお話する機会が増えました。

幼稚園のお歌を歌ったりスクールバスの添乗員さんごっこをしてみたり。「ねえおにいちゃん、せんせいすき?」なんていう会話が聞こえてくると微笑ましくて更に癒し。

もちろん間に大量の喧嘩もサンドイッチしてはいるけど、

それでも、ほんとーーに「少し楽」(笑) 何回いうねん。

 

きっとこの先、二人が小学生になり遊び相手候補からママがあっさり消えていき、習い事だ宿題だゲームだと彼らの世界からどんどん私がうすーーーくうすーーーーく霞のように消えていくともっともっと今より楽になるのでしょう。。

さみしっ!!

 

だけどそうなるとまたステージが変わる。

自分が管理できない場所へと羽ばたいていく子供たちのことで問題が起こったり、心配事が増えたりと肉体的な大変さから精神面への大変さへと変化するのかもしれません。

 

 まとめ

専業主婦が楽かどうか?

  • 置かれた状況によって差があるため一括りにはできない
  • 子供の手が放れるに従い肉体的に楽になっていくことは確か

 

 ぶっちゃけ私ならこう答える

私が専業主婦は楽かと聞かれたら

さて、そんな私ですが「専業主婦は楽かどうか?」と聞かれたらどう答えるか?

 

それは…

「大変だけれども外で働くことよりも楽」と答えます。

こんなにも専業主婦について大変さをアピールしときながらなんてことゆうねん(笑)

 

・お家が好き

・人と会話することが好きではない(不思議と苦手ではないけどしたくない)

 

という、自分の性格によるところも大きいのですがそれよりも何よりも、

 

やっぱり外でお金を稼いでくるということは大変。

いや、もうこれは紛れもない事実だと思います。

これはお金を稼いだことのある方ならどなたでもそう思うのではないでしょうか。

 

もし自分だけのお金で家族全員を養わなければならない状況になったとしたら、これほどのプレッシャーはありません。

 

たとえパートなどであっても、お給料をもらって責任が発生する以上、家の中だけで過ごす状態とは全く違うのではないか?と思います。

そこには時間の制約がある、上司がいる、お客さんがいる、ノルマがある。。

家の中だけで誰も見られていない状態というのは、やはり気楽な部分も多いです。

 

外で責任を背負いながら働き、家に帰って子供の生命維持という責任の大部分を背負い、そして家庭運営の仕事まで全て担っている、いわゆる「ワンオペ」の兼業主婦の方というのは、想像以上に重い荷物を一人で抱えている状態だと思います。

私なんかが思っている専業主婦って大変、の何倍以上も大変に決まっています。

 

もちろん未就園児を育てる専業主婦の方も、子供の命を四六時中預かっているプレッシャーたるや相当な責任と負担をかかえます。私も経験済みです。

でもそれを経験したうえで、専業主婦は楽か?と私が聞かれたらどう答えるかの話です。

私は悩みはしますが、おそらく「外で働くよりも楽です」と答えます。

そして、この「楽」こそが我が家の家庭運営において最も肝になってくるものではないかと思い、専業主婦を選択しています。

それは「私が楽ちんでいたいの」「楽して暮らしたーい、お金ちょーだい」

という意味での楽ではないです。

 

 専業主婦の「楽」が家庭運営のキーポイントと思うわけ

私が考える我が家の「専業主婦の役割」は、「家庭運営のマネジメント」です。

 

私はよく、前例のあまりないことや正しい選択かどうかわからない時でも前に進まなくてはならない場合、自分の中で決めごとをして進んでいきます。

専業主婦を選択するにあたり心に決めた2点がこちら

 

プレーヤーは夫・子供である

自分の役割はマネージャーである

 

まずはこれでやってみようと思い、実験中です。

私は、プレーヤーを輝かせるための影になると決めました。

だから成果が分かりにくかったり、家事やっても育児やっても「当たり前」と思われがちなこともある程度許容しています。

夫のお金で暮らしていることは事実なので何をするにも夫に頭を下げると決めています。

とんでもない物でなければ夫の意見を尊重すると決めています。(たまに歯をくいしばることもある)

何故そこまでするか。

それは、「お世話になっている」ことが明確であるからです。

 

そして、時に傷つき、時に苦しみ、時にボロボロになってまで外で戦ってきたプレーヤーたちを、癒し、手当てし、勇気づけ、鼓舞し、そしてまた明日になったら戦いにいけるように回復させる安全地帯を作ることを仕事だと思っています。

 

 私は、専業主婦が「楽」を感じることは、家庭運営にとって重要なキーになると信じています。

プレーヤーを癒す役割の自分がボロボロでいっぱいいっぱいの状態にならないこと。

これを一つの戦略として、家庭運営頑張りたいです。

そしていつも家族のために頑張ってくれている旦那さん、ありがとう。

 

ではまた。

 

 

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